第325章 狂気じみた独占欲

「馬鹿な子だねえ」

 青山光の手を握りしめ、青山光の手の甲に濁った涙がぽたりと落ちた。

 熱く、焼けつくような温度。

 その一滴は、肌ではなく心臓に落ちたかのようだった。

 青山光の胸の奥から、無数の針で刺されるような痛みが湧き上がる。まるで喉元を締め上げられたかのように、息ができない。

 彼女は大きく口を開けたが、「ごめんなさい」という言葉すら、喉に張り付いて出てこなかった。

 お祖母ちゃんは首を横に振った。

「いいかい、何をしてもお前の勝手だ。自分を責めるんじゃないよ。お前にはお前の理屈があるんだろう。でもね……お祖母ちゃんからのお願いだ。もし……あの子が本当に逝ってしまっ...

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