第336章 繋がる身体

救急救命室の外では、皆が心配そうな面持ちで立ち尽くしていた。

一枚の扉を隔てた中では、医療スタッフたちが顔を見合わせ、必死に笑いを堪えているというのに。

一人用の手術台には、あろうことか二人の人間が横たわっていた。

全裸の男女だ。男のイチモツは女の体内に収まったままで、二人はまるで結合双生児のように密着している。

医師や看護師たちは懸命に耐えていたが、それでも誰かの口から「ぷっ」と空気が漏れる音がした。

意識の鮮明な西村友紀は、羞恥のあまり穴があったら入りたい心境だった。

まさか、薬の効果がこれほど強烈だとは。青山聡がいきなり脳出血を起こすなんて予想外だ。どうすればいい。頭の中が...

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