第340章 会場を驚嘆させる

研究室の誰もが、青山光を自分のチームに引き入れようと躍起になっていた。

彼らにとって、青山光はまさに「高嶺の花」ならぬ「知の女神」だった。数年学んだ自分たちよりも、彼女の方がはるかに豊富な知識を蓄えているのだから。

何より重要なのは、その特殊な立場だ。青山光さえいれば、使いきれないほどの実験予算が手に入る。

その光景を目の当たりにした小林岳は、顔を真っ青にして鼻を鳴らした。

「お前ら、何をやってるんだ。たかが学部一年生を取り合って……見苦しいぞ」

その一言が、全員を敵に回した。

「負け惜しみですか?」

大学二年生の男子学生が、呆れたように白目をむいて言い返す。

「いいから、あ...

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