第353章 大きなご褒美

「目覚めはどうだ? 気分は悪くないか?」

昨日は病院で検査を受けさせるつもりだったが、泥のように眠る彼女を見て、連れ帰るしかなかった。

「あなた、大好き。本当に愛してる」

「じゃあ、どうやって愛してくれる?」

男は掠れた声で囁き、口元に笑みを浮かべて腕の中の愛しい人を強く抱き締めた。

「ご褒美はくれないのか?」

「もちろん。とびっきりのご褒美をあげる」

青山光は悪戯っぽく笑うと、そのまま彼の唇を塞いだ。

唇と歯が触れ合い、吐息が絡み合う。

部屋の中に、甘美で猥雑な空気が満ちていく。

二つの裸体が触れ合い、その熱く滾るものを肌で感じて、青山光はさらに笑みを深くした。

「あ...

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