第357章 欲せども止まず

女の手って、こんなに柔らかかったんだな。

青山雅紀は、包み込まれるようなその感触に、くすぐったいような心地よさを覚えていた。綿にでもくるまれているみたいで、胸の奥がむずむずする。

彼はその柔らかな小さな手を押さえ込むと、動きを速める。乾いた大きな掌は驚くほど温かく、青山光の手をすっぽりと包み込んだ。

青山光の顔は、耳の先まで真っ赤だ。恥ずかしさでいっぱいのはずなのに、彼が少し楽になったように見えると、指先の動きはむしろ速くなる。

時間が、じわじわと過ぎていく。

やがて、部屋の中に低く押し殺した男のうめき声が響いた。

10分、20分……1時間が経過する。

青山光の手はもう限界で、...

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