第360章 特殊な薬物

「でも……」

「愛してくれないの? ほんの些細なことじゃない。私、義母さんのことでここ数日死ぬほど苦しんでるのよ。妊娠してて何も喉を通らないし……知ってるでしょ? 義父さんや義母さんがいなかったら、今の私はいないの。ねえ、助けてくれない?」

美人の涙は、命を奪う呪符だ。

西村友紀は骨がないかのようにしなやかな体を水野実里に預け、完全にその心を掌握した。

水野実里は躊躇っていたが、その手が胸に触れた瞬間、理性が飛びそうになる。「わかった……って、何するの?」

悲鳴が上がった。

青山光の体が震える。次の瞬間、芳香が押し寄せた。息を止めようとした時には既に遅く、彼女は意識を失った。

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