第367章 あなたの子供を産みたい

青山雅紀はうつむいたまま青山光の唇を塞ぎ、掠れた声で押し殺すように言った。

「変なこと言うな。この一生、俺が欲しいのは光だけだ。お前だけ。誰も代わりになんてなれない。子どもだって同じだ」

唇が強く押しつけられる。両腕は万力みたいに彼女を抱え込み、逃がさない。

キスを重ねるうちに、二人の目尻からこぼれ落ちた涙が、頬の上で溶け合っていく。

青山光は彼の胸に手を当て、必死に押し返そうとする。その引き締まった胸板はまるで壁のようで、力いっぱい押してもびくともしない。

青山雅紀は彼女の後頭部をつかんだまま、もう一度深く口づけた。やがて唇を離し、鼻先で彼女の額をくすぐるように擦りながら囁く。

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