第397章 疑惑の種

青山光は首を横に振った。

「大丈夫。今回お婆さんが誰に狙われたのかは分からないけど、あの人は意志が強いから、そう簡単には倒れないよ」

口には出さなくても、お婆さんはきっと、もう心の中ではいろいろ計算している。

青山聡と西村友紀、この数年どういう関係だったかなんて、誰もが分かっている。そんな二人が、急に水野実里との結婚話を持ち出した目的なんて、どうせ政略結婚に決まっている。

それも全部、お婆さんの想定内。

二人が帰ろうとした、そのとき。キャンピングカーの中の二人が、またもやんちゃを始めた。

それにしても、体力なさすぎ。

数えるほどしかしてないのに、もう二人とも息も絶え絶え。ネット...

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