第580章 恥を晒す

はあ。

人と比べれば死にたくなるし、物と比べれば捨てたくなるものだ。

孫同士を比べても、その差はあまりにも歴然としていた。

表面上は青山の祖父が青山雅紀をとても可愛がっているように見えるが、それもそのはず、青山雅紀こそ彼にとって最も自慢の孫なのだ。

これほど優秀な孫がいれば、誰だって気に入るし、特別扱いしてしまうだろう。

幼い頃から誰の手を煩わせることもなく、一人で登下校し、時間管理も完璧だった。

学生時代は成績優秀で、卒業後はそのまま会社に入り、すぐに一人前に成長した。

こんな孫、どこの家に行っても宝物のような存在だ。

青山聡の存在さえなければ、青山雅紀はさらに順調に飛躍し...

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