第40章

これは、思いがけないサプライズだった。

一方、そばにいた佐藤詩音は、もう呆然としていた。

どうしていいか分からないまま、その場に立ち尽くしている。

「ち、違う……こんなの、デザインって呼べない! みんなだって思わないの? この作品、雑すぎるじゃない!」

その一言で、さっきまで彼女の『青い宝石』の出来栄えを褒めていたデザイナーたちが、いっせいに冷たい視線を投げた。

「佐藤さん、見損なったよ。君の作品は、あの青い宝石みたいに奥行きがあると思っていたのに……ただの見せかけだったとはね。さっきの賛辞は撤回させてもらう」

トップデザイナーは吐き捨てるように言い、足早に立ち去った。

佐藤詩...

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