第54章

二ノ宮原子はダイレクトメッセージを開き、その中身を見た瞬間、自分の盗作を告発する専用スレッドが立っているのを知った。

投稿されたのは、ほんの5分前。

上がった途端に一気に拡散し、もうトップにまで押し上げられている。

ぼんやりしていたわずかな間に、コメントはすでに数百件。

ほとんどが罵倒だった。盗作女。どうしてこんな人間が学校にいられるのか。学校のプロジェクトに関わる資格なんてない――そんな声ばかり。

二ノ宮原子は、盗作の証拠とやらを丁寧に開いた。

そして、危うく吹き出しそうになった。

たしかに、驚くほど酷似した絵が二枚ある。

けれど残念なことに、その二枚を描いたのは――どちら...

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