第122章

江原安美は、じっと見られているのが落ち着かず、視線をそらした。

『早く服を着て。送っていくから』

川崎佑哉はズボンだけで、上半身はまだ裸のままだった。

江原安美はクローゼットを漁り、自分の中でいちばん大きくてゆるいTシャツを引っ張り出すと、彼に放った。

『あんたの服、まだ乾いてないでしょ。とりあえずこれ着て』

川崎佑哉は受け取って、ちらりと見る。

白い綿のTシャツ。胸元には、ゆるいタッチの猫のキャラクターが印刷されていた。

『何見てんの。これしかないの。着るなら着る、嫌ならいい』

江原安美の頬が、ほんのり赤くなる。

川崎佑哉は小さく笑って、そのまま頭からかぶった。

サイズ...

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