第123章

彼女たちが何らかのゲームに興じているのかどうか、知る由もない。

だが、馬鹿でない限り、彼女らを敵に回すべきではないことぐらい分かる。手っ取り早く金を貰って解決するのが一番だ。

零崎折識は頷いた。

「手筈は整ったわ。ほら、戻ってきた」

水鏡美琴と星野煌が大股で歩いてくる。背後には水鏡美琴の友人たちが控えていた。

対する零崎折識の側には、蓮見紅羽と琥珀椿、それに数名の同僚がいるだけだ。

共通しているのは、双方ともに負傷者がいるということだ。

水鏡美琴は零崎折識の姿を認めると、今にも食ってかかりそうな形相で睨みつけた。

取り巻きの友人たちも同様だ。

深窓の令嬢として育てられた彼女...

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