第127章

一番保守的なものを選んだとはいえ、このキャミソールワンピースも決して丈が長いとは言えなかった。せいぜい膝が隠れる程度だ。

鏡の前。

零崎折識は漆黒の髪を無造作に肩に散らし、白磁のような肌を露わにしていた。すらりと伸びた美脚が布の間から見え隠れし、その姿は誘惑そのものだ。

鏡に向かって唇の端を吊り上げ、妖艶な笑みを浮かべてみる。一瞬、息を呑むほど魅力的な女がそこにはいた。

だがすぐに表情を戻し、自分の格好を見下ろして溜息をついた。

やはり露出が高すぎる。上半身はほとんど隠せていないし、足に至っては論外だ。立っている分には膝下丈に見えるが、歩けば深いスリットからお尻まで丸見えになってし...

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