第129章

男たちは泥酔し、口汚い言葉を吐き散らしている。

その卑猥な視線は、まるで獲物を探知するレーダーのように零崎折識の全身に突き刺さっていた。

視線の多くは彼女の服の上からでも分かる豊かな胸の膨らみに注がれ、中には露骨に脚の方へと視線を這わせる者もいる。

零崎折識も、ここがどういう場所かは承知していた。だからこそ、顔以外は肌を一切露出させないよう、厳重に身を包んで来たのだ。

だが、そのガードの堅さは男たちの興奮を削ぐどころか、かえって好奇心を煽る結果となっていた。

一人の男が千鳥足でふらつきながら立ち上がり、零崎折識のそばへと歩み寄る。

男はいきなり手を伸ばし、零崎折識の腰を抱き寄せよ...

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