第200章

部屋の中は静まり返っていた。

零崎折識は目を固く閉じ、頑として認めようとしない。

「今の科学技術は進んでますから、動画を撮ったとしても、きっとAIの合成ですよ」

とにかく、認めなければそれでいいのだ。

認めてしまえば、あまりにも恥ずかしすぎるから。

星野煌は零崎折識の耳元に顔を寄せた。

「認めないと言うなら、この動画をネットに上げて、他の奴らに鑑定してもらうか? 凄腕のハッカーたちに、これがAIなのか君本人なのか、じっくり見てもらうとしよう」

零崎折識はカッと目を見開き、慌てて首を横に振った。

「やめて! で、でも、人が酔った勢いで羽目を外すことくらい、あるでしょう? ね?」...

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