第220章

昼休み。

社内のグループチャットが、炎上にも似た騒ぎを見せていた。

誰かが、星野煌と水鏡美琴が礼服を試着している写真をアップしたのだ。

その美しく煌びやかな写真の数々を目にして、社員たちは「推しカップル」の誕生だとばかりに盛り上がっている。

「うわっ、すっごく綺麗! みんな見てよこれ、本当にお似合いじゃない?」

「もうすぐ結婚ね。今のうちにプレゼント何にするか考えといたほうがいいかも。じきに社長夫人になるんだし」

チャット欄は祝福の言葉で埋め尽くされている。

もちろん、一部の女性陣の注目は水鏡美琴のドレスにも集まっていた。

適当にピックアップした一着でさえ、庶民が一生かかって...

ログインして続きを読む