第45章

梅田が興味津々な様子なのを見て、零崎折識はここぞとばかりに説明を熱くした。

「この団地は立地が最高なんです。出ればすぐにバス停と地下鉄の駅がありますし、近くには大型スーパーも完備されています。普段の食材の買い出しなんかにも困りませんよ。それに、周辺には大きなショッピングモールもいくつかありますから、まさに商圏のど真ん中といった感じです」

「セキュリティ面も万全です。二十四時間の有人巡回がありますから、安全面に関しても安心してお住まいいただけます」

そう言いながら、零崎折識は梅田を連れてエントランスをくぐり、エレベーターのカードキーをかざして九階へと上がった。

これだけ喋り続けていると...

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