第294章 この女、飢えすぎだ

ホテルの一室は、昼間のように明るかった。

葉山天はベッドの上に仰向けになり、沈み込むように眠り込んでいる。まるで意識というものが完全に切り落とされたかのように、微動だにしない。

柳原美乃は、くねるように腰を揺らしながら、ひと足、またひと足と彼に近づいていく。ベッドの脇まで来ると、ゆっくりと身をかがめた。胸元の開いた服の隙間から、豊かで張りのある双丘がこぼれ落ちそうになり、艶めかしい谷間がこれでもかとあらわになる。だが、今の葉山天には、その光景を見ることすら叶わない。

ベッド脇に立った柳原美乃の顔には、勝ち誇ったような笑みが浮かんでいた。本来なら、こんな手段を使うのは、もう少し先のつもり...

ログインして続きを読む