第321章 彼女の姉

事後、原田大地は脱力しきった体で、西園寺理菜のあられもない裸身に半ば覆いかぶさっていた。その両手は彼女の豊かな胸に添えられている。二人はまさか誰かが入ってくるとは夢にも思わず、足音を聞いて初めて人の気配に気づいた。理菜はびくりと身を震わせ、慌てて顔を上げる。

その瞬間、彼女は凍りついた。

扉の前に立っていたのは、妹の西園寺樹希だった。樹希は呆然とした表情で、ベッドの上の一糸まとわぬ二人を見つめている。姉がこれほど年老いた男とベッドで快楽を貪っていたなど、想像の埒外だった。相手が若い男や、姉の恋人とかならば、まだ理解できたかもしれない。

だが、姉の上にのしかかっているのは白髪の混じった初...

ログインして続きを読む