第328章 叔母が浮気した(1)

西園寺理菜は当初、確かに自らの身体を葉山天に捧げることで恩に報いようと考えていた。だが、その思考が脳裏に留まっていたのはほんの僅かな時間であり、即座に打ち消された。葉山天が自分の妹の恋人であると再認識した瞬間、そのような考えを抱いたこと自体が恥知らずだと感じたからだ。

とはいえ、理菜は葉山天を試してみることにした。彼が妹に対して誠実かどうか、そして純粋に妹を助けたいのか、それとも別の下心があるのかを見極めるために。結果、その試みは彼女を満足させるものとなった。葉山天は、見事に理菜の試験を突破したのだ。

葉山天はばつの悪そうな笑みを浮かべた。心が揺らがなくて本当によかった。まさか理菜さんが...

ログインして続きを読む