第377章 町長など何ほどのものか

梓川春香が引き連れてきた四人の青年は、いずれもたちの悪いゴロつきだった。隣の浅野村の出身で、以前から浅野一郎とつるんでいた連中だ。

浅野一郎という男は、自分の姉を当時の教育委員会局長に嫁がせ、その義兄が出世街道をひた走るにつれ、虎の威を借る狐のごとく増長していった。今やその横暴さは目に余るものがあり、取り巻きの彼らまでもが我が物顔で振る舞っている始末だ。

普段から徒党を組んで悪さを働き、梓川春香とも何やら怪しい関係にあるらしい四人組。彼らは村の中を肩で風を切って歩くのが当たり前になっており、葉山天のことなど眼中にない。四人は歯ぎしりしながら、天を八つ裂きにせんとばかりに猛然と襲いかかった...

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