第84章 丸裸にした

少女が身を震わせた。葉山天は呆気にとられ、心の中で呟く。

まさか、これだけでイッてしまったのか? 俺はまだ何もしていないぞ!

少女の頬は紅潮しており、ふと見れば、その股間から水が流れ出している。目を凝らすと、黒い茂みの奥にある秘所から、愛液がとろりと溢れ出ていたのだ。

葉山天はそこには触れていない。ただ太腿の付け根にある傷口から毒を吸い出しただけだ。「まさか、媚薬の類か?」

すぐに脈を診るが、媚薬中毒の症状はない。だが、わずかな手がかりを見つけた。少女の体内の毒素は完全には除去されていないのだ。発見した時には既に中毒から時間が経過しており、傷口の毒源は排出したが、残留毒素が体内に回っ...

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