第93章 共に楽しむ

なんて恥ずかしいの……! 十三はうつむき、自分のズボンの股間に小さな染みができているのを見て、まるで酔っ払ったように顔を真っ赤にした。十三は「天龍」の古参メンバーだ。孤児として「天龍」で育ち、あらゆる過酷な訓練を耐え抜いてきたが、男女の情事に対する耐性訓練だけは受けていなかったのだ。

初めて目の当たりにする男女の営み。羞恥心と好奇心が入り混じり、つい盗み見てしまったのだが、一度見ると目が離せなくなってしまった。特に水原玲子の豊満で白皙な肢体、あの出るところは出て引っ込むところは引っ込んだスタイルには、自らの未熟さを痛感させられるほどだった。

葉山天の上で懸命に腰をくねらせる水原玲子。そし...

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