第46章 あなた、私も要る

真理は憧れを滲ませた声で続けた。

「ねえ、知ってる? 私はあなたと一緒に、日の出も夕焼けも見たい。あなたがくれたワンピースを着た私を、あなたに見てほしい。あなたのために覚えた料理だって……ちゃんと味見してほしいの」

言葉を区切って、息を吸う。

「結翔。私はね、世界の“きれい”を、全部あなたと見たいの」

真理はそっと彼の瞼に口づけた。

「それに、石橋グループはあなたを必要としてる。目が不自由だって聞いて、今だって付け入ろうとしてる人がいるでしょう? 裏で小細工してる連中も。――全部、あなたが自分の手で片づけて。見せつけてやって。石橋結翔は戻ってきたって。しかも前より、ずっと強くなって...

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