第52章 君が何よりも一番だ

パジャマの紐はいつの間にかほどけていて、襟元が肩へと滑り落ちる。白く艶のある肩先が、無防備に覗いた。

石橋結翔の手のひらが、ようやく開いた衣襟の奥へ潜り込み、しなやかな腰を撫で上げる。

熱い掌。硬くなった指の腹が、腰の脇のきめ細かな肌をゆっくり擦り、真理の背筋に堪えきれない震えを走らせた。

「……冷たい……」

掠れた声で呟くと、指先が無意識にきゅっと強張る。

「すぐ温まる」

耳朶を含む低い声が返り、熱がそこへ落ちた。次の瞬間、唇を塞がれる。細かな音節は、すべて飲み込まれていく。

舌先が歯の隙間をこじ開け、柔らかなところへ絡みつく。

息が少しずつ奪われる感覚。意識がふわりと浮き...

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