第11章マーカス

もうひとりの叔父――ウィリアムの相棒でもあるマイクが、カルとグレッチェンのところへ合流するのが見えた。立ち上がり、ローズをいっそう強く抱き寄せて彼らの輪に加わる。完璧な子だ。俺は「良いほう」の双子で、カルは「強いほう」だった。

「で、弟は今度は何をやらかした?」マイク叔父はため息まじりに言い、車椅子を止めて一同の前に出た。

「親父がアマリーを意に反して囲ってやがった。だから見つけられなかったんだ」カルが唸るように言う。まるで自分を切り離すみたいに、感情を状況から引き剥がしている。

あいつが平気なふりをするのが嫌いだ。俺と同じくらい、あいつだって感情的だ。ただ、カルのほうが隠すのがうまいだ...

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