第138章アマリー

「ベイビー……」ローズを起こそうと、耳元でそっと囁く。彼女は小さく鼻を鳴らしてうなった。たまらなく愛らしくて、起こすのが惜しい。「ローズ、出発しなきゃ。訓練に行くよ」

ローズは片目だけ開けて私を見る。「大好きだよ、いーっぱい」そう言いながら上体を起こす。

「私も、大好き」腕を回して抱きしめ、額に口づけを落とす。「終わったら会おうね」

ローズはこくりとうなずき、また横になった。

廊下に戻ると、カルが待っていて、水のボトルを手渡してくる。「走る準備はできた?」口の端をつり上げて尋ねた。

「ベレンがすっごく張り切ってる」そう答え、私たちはジムへ向かって走り出した。

数分でジムに着く。カル...

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