第142章カリックス

「アマリー?」番いの絆が鈍りはじめたのを感じながら、俺は呼びかけた。アマを家まで抱いて運んでいる最中だったのに、まるでまた俺たちから切り離されたみたいに、ふっと気配が遠のく。女神よ……この七年ずっと、こんな感覚だったじゃないか。感じ取れない。腕の中で彼女が呼吸していなければ、ズヴィアドと俺は狂ったように探し回っていただろう。

「なんだよ、これ……」マークが怒りを滲ませて吐き捨て、俺の腕元に目を落として、アマがまだそこにいるか確かめる。

「わからない」俺は唸るように言い、番いを抱く腕に力を込めた。『アマ?』思念の糸に恐怖が滲み出るのを止められないまま、番いに触れようとする。

反応がない。絆...

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