第186話アマリー

全身が痛い。手首も痛む、足首も痛む、首は火を噴くみたいに焼けつく。身を丸めて、自分とまだ生まれていない子を守りたい。痛みなんて、止まってしまえばいいのに。

けれど同時に、止まってほしくない。痛みが止まるということは、終わるということだ。もう少しだけ時間が要る。カルとマークが来ている。あと少しなら耐えられる。私は昔の家族の中でだって生き延びた。カルとマークが私を見つけるまで、助けが必要だとも知られていないまま、それでも必死にしがみついてきた。今度は違う。彼らは私が必要としていることを知っている。来てくれる。

「私たちは長いあいだ、この時を待ってきた。祖先たちは、支配者たるべき自分たちの力を示...

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