第190章アマリー

「もしもし?」白い部屋を見回しながら、私は声をかける。白と言っても、生半可な白じゃない。私が横たわっていた寝具も白、枕も白、床板も白、ふわふわに見えるラグも白、白いクッションを乗せた白い椅子、白い壁、白い窓枠、白いカーテン、窓の外まで白――あまりにも何もかもが白くて、どこからどこまでがひとつの物で、どこから別の物に切り替わるのかさえ判然としない。

「だから、もしもしってば!」今度は少し強めに言う。さらに数秒待って、私はため息をついた。「まるで、あの集会所にふらりと現れた時みたい」

そう口にした途端、私はぴたりと動きを止める。無意識ごと集会所へ引きずられた、あの時――ベレンは一緒に来られなか...

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