第193章アマリー

カルは走りながら途中で姿を変える。マークもその動きに倣い、同じように変化した。

フランチェスカは両手を掲げ、呪文を唱えはじめた。床から蔦が現れ、私の伴侶たちに絡みつく。

男の魔女が唱え返すと、蔦はみるみる萎れていく。伴侶たちは蔦を引きちぎって抜け出し、フランチェスカへ向かって再び走りだした。

苛立ちの叫びを上げたフランチェスカは、男とその連れ二人に向けて手を振る。三人は床を転がるように吹き飛ばされた。フランチェスカは自分の手を見つめ、満足そうには見えない。

「それでは足りませんね」私の背後にいる年長の魔女が言った。両腕を前へ伸ばしながら。「サラ、伴侶のところへ移って守りなさい。ここから...

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