第29章マーカス

長い夜だった。俺は志願してローズを叔父たちの家まで送り届けることにした。ローズは一度だけ目を覚まして、アマに「おやすみ」を言い、それきり俺の腕の中でまた眠りに落ちた。彼女を抱えて家へ戻りながら、アマと、俺たちの子どもがどんなふうになるのかを想像してしまう。女神よ、それだけで十分危険な想像だ。アマの身体を隅々まで確かめたくてたまらない。

最悪だ。今すぐ冷たいシャワーが必要になった。俺が冷水を浴びる間、カリクスは一晩中アマにくっついていられるってわけだ。不公平にもほどがある。

俺はローズを、彼女が使っていた部屋のベッドに寝かせた。布団をかけ、額にキスをする。生活の匂いがして、たまらなく好きだ。...

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