第34章マーカスとアマリー

マルクス

よし、パニックを抑えろ。やれる。落ち着いていれば、眠っているアマも落ち着ける。女神よ、俺は情けない。俺が取り乱したせいで、伴侶のパニック発作に火をつけた。カルも影響を受けているのは分かる。あいつは、隠すのがうまいだけだ。

俺はアマの病室を飛び出した。少し距離と時間が必要だった。

「パパ!」ローズが俺を見つけて叫ぶ。

俺ははっと向きを変え、彼女のところへ向かった。グレッチェンは俺がローズを抱き上げられるようにしてくれて、俺の腕の中に収めさせた。彼女は意味ありげな視線を寄こし、それから去っていく。俺はその視線を無視し、腕の中の子狼に意識を集中した。

「こわい……」ローズは俺の胸...

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