第39章アマリー

陽の光の中へ踏み出しながら、ふくろうみたいにぱちぱちと瞬きをする。外の世界を見渡して、思わず笑みがこぼれた。口からも鼻からも、深く息を吸い込む。共有している意識の奥で、ベレンが喉を鳴らしているのがわかる。私も芝生に座り込んで、一緒に喉を鳴らしたい。庭に咲き誇る花々へ顔をうずめたい。

松葉杖なんて放り出して、走り出したい。ベレンには群れの敷地を駆け回る権利がある。森の中を、倒れるまで走れるはずだった。いったん休ませて、それからまた走り続けたい。ベレンは、世界全部を手にしてもまだ足りないくらいだ。

「走り出す前に、その脚をちゃんと治そうね」グレッチェンが笑う。

「そんなにわかりやすかった?」...

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