第66章アマリー

私はわくわくしていて、ベレンは有頂天だ。共有している意識の中で、彼女はもうぐるぐると駆け回っているような勢いだった。とうとう森を走れる――何年も夢見てきたことが、ようやく叶う。ヴィッキーも興奮している。森の縁に差しかかるやいなや、彼女は今にも跳ねはねしそうだ。サムは私に腹を立てている。

分かっている。ヴィッキーを連れていくなという彼の命令を押し切ったのは悪かった。でも、やめるほどには悪いと思っていない。ベレンと私は、ようやく走れるのだ。彼女は森を走る。私が初めて彼女を受け取って以来、ずっと思い描いてきたことだ。ベレンは肉球の下に土の感触を、毛並みに当たる風を感じる。誰にも、これを奪わせない。...

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