第69章アマリー

ヴィッキーがわざとやったんだって、ほぼ確信している。そうに決まってる。計画してなかったはずがない。あいつ、私の邪魔をしたんだ。あの言い方で合ってるかどうかなんて知らないし、今はどうでもいい。こっちは最高の気分だったのに、いきなりあいつが私たちを呼びつけてきた。ヴィッキーって本当に最悪。

私たちは熱いキスの真っ最中で、次の段階に進みそうだって確信してた。それなのに、あいつが叫んだ。だから今も体の奥がむずむずしているのに、ベレンが支えてくれていたはずの自信はすっかり消えた。うちの頑固な狼は、自分から勝手に始めることに決めたらしい。小川まで走って戻るあいだずっと、追いかけてくる彼らの興奮と昂ぶりが...

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