第70章アマリー

「ママ! チョコみくクッキー作ったの!」玄関ポーチから、ローズが興奮した声で叫ぶ。私たちが歩み寄るのを見つけたのだ。

思わず笑ってしまう。チョコチップをまた盛大に言い間違えているのに、今日はそれが妙に可愛い。「匂いでわかるよ」私は笑いながら駆け寄り、ローズを抱き上げてぎゅっと抱きしめた。

予想どおり、ローズは私たちの匂いに鼻をくしゃっとさせる。「ママ、へんなにおいする」と不満げに言う。

「そうだね、ベイビー。パパたちと小川で遊んできたの」笑いながらローズの鼻先にキスをする。

「わたし抜きで!」ローズは抗議し、私の頬を両手で挟んだ。

「小川へ行くつもりじゃなかったんだよ」なだめるように...

ログインして続きを読む