第78章カリックス

マークも俺も、アマのそばを離れたくはない。だが、コルトンとローレンスに会うことは重要だ。誰を信じられるのかを見極めないといけない。ローレンスの思想は根が深く、しかも父に焚きつけられていた――そんな気がしてならない。なぜそうなったのかを理解しようとしても、答えには辿り着けそうになかった。

「で、どれくらい最悪なことになると思う?」走りながらマークが鼻を鳴らす。群れの館へ急ぐ途中、彼はトーストの最後のひと口を口に押し込んでいた。

アマリエを追いかけている最中、ニックとジェームズが念話で知らせてきた。二人の父親と彼らが、俺たちの執務室で待っている、と。

「さあな」状況の苛立ちが喉を唸らせる。「...

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