第8章カリックス

「何の話をしている?」マークが俺と父のあいだに視線を往復させながら詰め寄ってくる。

「アマリーを迎えに行ってから話すことだ」俺は言い放った。父親には、怒りを通り越している。俺たちが本当の意味で彼女と共にいる前に、父は俺たちの番を奪い去ったのだ。

「いや、お前たちは迎えになど行かせない」マシューが命じる。アルファの命令が、俺たち全員の足をその場に縫い付けた。

『番が傷つけられてるって知ってたんだ』ズヴィアドが唸る。ズヴィアドは父の命令を、ほとんど破りかけていた。

『やれるか?』俺は問い、戦えばどうなるか、勝算と結末を頭の中で弾き始める。やれば、父を引きずり下ろしてアルファの座を奪ったよう...

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