第81章アマリー

「ため息ばかりついてたら、壁に頭を叩きつけるわよ」髪をいじりながら、ヴィッキーが唸るように言った。

「ごめん。ただ……」言いかけて、言葉が途切れる。先週、群れの集会に間に合わせようとして私の支度をしていた、あの部屋にまた戻ってきていた。

「何もかもが、どんどん最悪な方向に転がり落ちてるって?」ヴィッキーが、巻き上げたひと房を仕上げながら言葉を差し出してくる。生まれつきの巻き毛を、よりくっきり見えるように整えていた。髪の半分は上にまとめてクリップで留め、下ろしたほうはカール用の道具で輪郭を強めていく。

「だいたいそんな感じ」私はまたため息をついた。「序列持ち四人のうち三人が、何らかの形で腐...

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