第46話

キーランとイーサンが部屋に入ってきた瞬間、私は自分が犯した過ちの恐ろしさを思い知った。二度と忘れないようにと、心の中に彼らの姿を焼き付けていたけれど、目の前にいる二人は記憶の中の姿とは違っていた。その瞳は暗く、やつれ、影を帯びている。私が去ったことで彼らがどれほどの代償を払ったのかが見て取れ、恐ろしいほどの罪悪感がこみ上げた。彼らの腕の中に飛び込みたいという衝動と、身をすくませて許しを乞いたいという想いが、私の中でせめぎ合っていた。

キーランの髪型は変わらず、サイドを短く刈り上げ、トップを長く残している。一方、イーサンの髪は伸びていて、もう少しで肩に届きそうだった。瞳に宿る苦痛の色を除けば、...

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