第146章 パパが会いに行ってもいいかな

「???」

 自由からの返信が途絶え、佐藤聡は焦燥に駆られた。

「パパ、実はもう帰ってきてるの」

 怪我をしたせいか、自由は急にパパが恋しくなったのだ。ゲームをしたがったのも、単に気を紛らわせたかったからに過ぎない。それほどまでに、傷の痛みは強烈だった。

 娘の様子がどこか沈んでいるのを察知し、佐藤聡は思わず眉を寄せ、矢継ぎ早に問いかけた。

「自由、どうした? まさか、学校でまた誰かに虐められたんじゃないだろうな?」

 彼も林田知意と同じく、真っ先に学校でのトラブルを疑ったのだ。以前あのような事件があった以上、どうしても警戒心を抱かずにはいられない。

「ううん、違うの。パパ、ふ...

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