第261章 アメリカへ帰る

「いやいや、君がうちにご飯を食べに来てくれるのは大歓迎だよ。これから毎日僕と一緒に食事をしてくれるなら、これ以上嬉しいことはないね」

「佐藤聡の治療どころか、僕たちの関係がこのまま発展していけば、君が誰を連れてきて治してくれと言っても、絶対に断ったりしないさ」

「……」

林田知意の表情は少し冷ややかだった。この男の言い草では、まるで自分が彼に身売りしたみたいではないか。

到底聞いていられるセリフではないが、今はまだ腹を立てる時ではない。この男との貸し借りは、佐藤聡の病状が好転してからきっちり清算すればいいのだ。

何も言わずに押し黙っている林田知意だったが、その恨めしそうな顔は横塚昌...

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