第202章 男を楽しませてやる

福江良平は洗面所の便器を抱え、激しく嘔吐していた。

水無月詩織が歩み寄り、優しくその背中をさする。

「良平、どうしてこんなに飲んだんですか? あの千葉清美も本当に……。彼女主催のパーティーなのに、なぜあなたにこんな無理を? これ、明らかにあなたへの報復ですよ」

福江良平は手を振り、黙れと合図した。

彼は顔を洗い、ふらりと立ち上がる。

シャツが水飛沫で濡れ、大きくシミになっていた。水無月詩織はそれに目を留める。

「良平、シャツが汚れてます。脱いでください。新しいのを買ってきますから」

福江良平は自分の服を見下ろし、大人しく脱いで水無月詩織に渡した。

彼女はそれを受け取り、彼を一...

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