第449章 部屋にいる女

マークスは笑いながら、そのまま中村颯太に電話をかけた。

「これってさ、ただの偶然だと思う? それとも、あんたのボスの仕込み?」

「それは……本当にわからない。ボスがそんなことまで俺に話すわけないだろ」

「だよな。あんた、ボスの腹の中の虫じゃないし」

「マークス……この件、ボスに報告したほうがいいと思う?」

「報告しなくていい。たぶん、もう知ってる。つーか最初からあいつの段取りじゃねえの? 余計なこと言うな」

「じゃあ、マークスは? 清美に話すのか?」

「やめとけ。朝倉暁より、清美があんたのボスとくっついたほうがマシだ」

「なんでだよ。お前、ボスのこと嫌いだろ?」

「わかんね...

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