第557章 イチャイチャ

 ――もう、とっくに腹は決まっていた。金田介利にいつまでも首根っこを押さえつけられるくらいなら、立ち上がって抗い、自分の人生の舵を自分で握る。

 白崎修己は湯呑みを置き、手のひらを差し出した。

「必ず一緒だ」

 守屋浅知がその手に重ねる。

「一緒だ」

 福江良平も手を伸ばし、比嘉天啓を見た。

 比嘉天啓は立ち上がり、肩をすくめるように笑う。

「当然だ。一緒にやる」

 四人の手が重なった。

「力を合わせて、金田介利を叩き潰す!」

 比嘉天啓が四人の湯呑みに茶を注ぎ足す。四人は湯呑みを掲げ、酒の代わりに茶で乾杯した。

 福江良平が口を開く。

「金田介利は極悪人だ。だが、金...

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