第423章

会議室。

異様な空気を察知し、役員たちはそれ以上口を開こうとはしなかった。

山崎丈司の態度は毅然としていた。

「とにかく、この件についての議論はこれまでだ。かかったPR費用は俺の配当から差し引けばいい」

その言葉を聞いて、周囲はあからさまに安堵の息を漏らした。

会社に来る目的など、所詮は金のためだ。自分たちの財布に響かないのであれば、それに越したことはない。

こうして、会議は幕を閉じた。

疲労を滲ませながら執務室に戻った山崎丈司は、ソファに横たわる女の姿を目にして、ぱっと表情を輝かせた。

大股で歩み寄り、衣服の乱れたその姿を見下ろして、ごくりと喉を鳴らす。

女は艶めかしく髪...

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