第467章

金糸が施された招待状。

送り主の丁重な心遣いが窺える。

水原雪乃は満面の笑みを浮かべた。

「もちろん行くわ。とびきりの贈り物も用意しないとね」

「ありがとう、おば様。やっぱりおば様があたしに一番優しいわ。水原兄さんも来てくれるの?」

「当然よ。両社は提携関係にあるのだから。待っていなさい、後で私たちも向かうわ」

確かな返事をもらい、林田安織は笑いが止まらない様子で、スキップしながら背を向けて去っていった。

その弾むような後ろ姿を見送るうち、水原雪乃の気分も随分と晴れやかになった。

「見たかしら。妻に迎えるならああいう子がいいのよ、毎日楽しそうで」

水原拓真と黒川綾のあり様を...

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