第544章

甲高い嬌声が唐突に漏れた。

黒川綾は痛みに顔をしかめた。彼の動きはあまりにも乱暴で、その巨大なものが十分に潤滑されていないまま胸元に擦り付けられると、肌が焼けるように痛んだ。

ヒリヒリとした痛みが肌を走る。

だが、その痛みの中には確かな快楽も混じっていた。

黒川綾がたまらず手を伸ばして制止しようとしたその時、唐突にドアを叩く音が響き渡った。

それに続いて、涙声の輝星の声が聞こえてきた。

「ママ、ママ、怖いよぉ。悪い夢見ちゃった……」

ドンドンドンドン。さらに激しくドアが叩かれる。

黒川綾はビクッと体を震わせ、無意識に水原拓真を脇へ突き飛ばすと、慌てて服を羽織って外へ出た。

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